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サンティアゴ巡礼

by BIJ

7月25日はスペイン人なら誰もが知る「聖ヤコブ(*1)の日」です。
日本で四国八十八ヶ所巡礼があるように、スペインにはサンティアゴ・デ・コンポステラ巡礼があります。これは世界三大巡礼(他にローマ、エルサレム)の一つで、年々巡礼者が増えてきている人気スポットです。
巡礼路はたくさんありますが、有名なのはフランスからスタートしてスペイン北部を横切って、サンティアゴのコンポステラ教会に向かう約800キロメートルに及ぶ道です。道中には、「アルベルゲ」といって修道院等を巡礼者達の宿として開放しているところも多くあり、聖ヤコブの祝日にあわせて遠くから多くの人がやってきます。
!Buen Camino!(「良い旅を」)という言葉を掛け合いながら、人々は西の最果てを目指します。面白いことに、この地でも日本と同じように「西」は「この世の果て」と考えられているのです。極楽浄土(西方浄土)が西の遥か彼方にあるという考えは、日本だけではないのですね。
私は何度かこの地に赴いたことがありますが、巡礼をしたことはありません。
死ぬまでには必ずやりたいことの一つです。

*1 キリスト十二使徒の1人

By Christina

日本の伝統菓子

by BIJ

いかにも日本のお菓子のような顔をして、実は外国発祥のものがあります。

その中でも有名なのが、「金平糖」と「カステラ」でしょうか。
これらは、ポルトガル発祥のお菓子です。「金平糖」は“confeito”(コンフェイト)が語源です。1600年頃にポルトガルの宣教師によって日本にもたらされたもので、当時の戦国大名の織田信長はえらくこの南蛮菓子を気に入ったと言われています。
また、カステラは当時のスペインの王国名“Castilla”(カスティーリャ)に由来しているのです。こちらは豊臣秀吉が好きだったとか。
今では日本人誰もが知る昔ながらのお菓子ですが、遠く離れたヨーロッパでも似たようなものが伝統菓子として食べられていることを考えると面白いと思いませんか?
鎖国前に日本にやってきたから良かったものの、ちょっと遅かったら私たちは「金平糖」や「カステラ」を知らないまま現在に至っていたかもしれません。
タイミングって大事ですね。

日本の中のスペイン語

by BIJ

意外かもしれませんが、日本で街を歩いていると面白いところにスペイン語語源の単語を発見することがあります。
誰もが知っている例だと、サッカーチームの「柏レイソル」。これはスペイン語で「王(レイ)太陽(ソル)」なのです。確かマスコットが太陽の王様でしたよね。
とはいえ一番有名なのは、総合ディスカウントストアの「ドン・キホーテ」でしょうか。これはスペインの有名な騎士道物語の主人公の名前からとっています。日本では「ドンキ」と省略していますが、本来なら「ドン」というのは貴族出身を表す敬称、「キホーテ」は主人公の名字なので、スペイン人からするとこの省略形はおかしいわけです。
だからといって「キホーテ」っていうのも今更・・・という感じですね。
余談ですが、小説「ドン・キホーテ」は長編ですが素晴らしい本なので、機会があれば是非お手にとってみてください。

By Christina

スペイン語の文字化け?

by BIJ

¡Hola!(みなさんこんにちは!)
¿Cómo estás?(いかがお過ごしですか?)

お客様に、「スペイン語が文字化けしているのですが・・・」と言われ、見てみると、「¡」と「¿」のことでした。

実は、スペイン語では「びっくりマーク」と「はてなマーク」はひっくり返っ ています。

確かに、逆疑問符・感嘆符が存在するのはスペイン語のみなので、文字化けだと勘違いするのも当然だと思います。

疑問符に関しては、ラテン語のquaestio(question)が、quaestio > qo > ?と変化を辿って今の形になったようですが、いつ頃から逆疑問符・感嘆符が使われるようになったかは、スペインでも明らかではないようです。長い文章の中で、どこが、疑問部分/感嘆部分かを分かりやすくする、という目的もあるとか。

現在では、英語の影響で文末にしかこれらを付けない若者も多いようですが、スペイン独特の素敵な文化なので、いつまでも続いてほしいものです。

By Sachiko