翻訳者に応募される方は多いのですが、安心して仕事を依頼するとなると、応募者100名のうち2、3名となります。語学が得意というだけではハードルが高い仕事かもしれません。今回は、翻訳会社が翻訳の依頼をしたくなる翻訳者について書きます。

1.外国語の読解能力に長けていること。ネイティブスピーカーと同じレベルまでに原文を読み込む力があれば完璧なのですが、経験を積むことで慣れてくるようになります。通訳と違う点は、その場で辞書を使うことができることです。もちろん辞書を引きまくっていては作業スピードは落ちます。常日頃から様々な原文、とりわけご自分が専門にしたい書籍や記事を読んでおくと良いでしょう。

2.専門知識を増やす。原文が読めても専門性の高い文章は理解するのが困難です。専門分野をやさしく開設した日本語の書籍をいくつか読んでおいてください。

3.リサーチを徹底的にする。世の中わからないことだらけ。依頼された翻訳分野については原文の字面だけを追うのではなく、時間の許す限りバックグラウンドをリサーチをすることです。最近はネットに情報があふれています。しかも無料。これを使わない手はありません。気になることは芋づる式に調べ上げると原文のイメージがより鮮明になります。

4.わかりやすい日本語を書く。例えば英語を日本語にしてもらったとします。納品された翻訳が人生これまでに見たこともない表現であふれていることがあります。専門分野によって文章のスタイルは異なりますが、読み手のことを考えて工夫が必要です。ご存知の「直訳」と「意訳」の違いを本当に心得ている人が少ないと思います。

5.誤字脱字をなくす。漢字の表記を誤るとその時点で印象が悪くなります。慌てて漢字変換をして確認をしないとお客様からの評価は下がります。

人気の翻訳者になるには道のりは険しいかもしれませんが、エベレストを登るほどの労苦は不要です。これからプロ野球選手になることはできませんが、翻訳者にはなれます。

これから翻訳のお仕事をされたい方は、お気軽にご応募ください。