大人のための社会科見学、工場見学がひそかなブームを呼んでいる。
企業にとっては新たな顧客を獲得し、イメージ向上を図るチャンスであり、参加者にとっては新たな発見と出会えるチャンスである。
今回は、工場見学ファン必見の新旧2冊の写真集を紹介する。

『Volkswagen: A Week at the Factory』
カブトムシのような形から英語圏では「ビートル(Beetle)」や「バグ(Bug)」と呼ばれたフォルクスワーゲン・タイプ1の生産工程のモノクロ写真集。
プレスされ、きれいに積み重ねられたボディーの一部、ずらりと並んだパーツ類や完成車両が作り出す同一形状の繰り返しパターンは、グラフィックデザインのように美しい。

Peter Keetman(著,写真)
ペーパーバック:96ページ
出版社:Chronicle Books(1993/1/1)
言語:英語
ISBN-10:081180268X
ISBN-13:978-0811802680
発売日:1993/1/1

『Build the Future』
まるでSFの世界である。研究目的を達成するために設計・製造された大型装置群は、図らずもその造形美を湛えながら日本の先端技術を支えている。本書は、一般市民がふだん目にすることのできない、これらの装置群を魅力的に切り取って提示する。収録されている施設は次のとおり:核融合科学研究所、筑波大学プラズマ研究センター、大阪大学レーザーエネルギー学研究センター、那珂核融合研究所、理化学研究所・仁科加速器研究センター、大強度陽子加速器施設(J-PARC)、首都圏外郭放水路。

西澤 丞(著)
大型本:108ページ
出版社:太田出版(2010/4/22)
言語:日本語
ISBN-10:4778312120
ISBN-13:978-4778312121
発売日:2010/4/22