英国の一日は、朝から晩まで天気の話で始まり、そして終わる。
「いい天気」、「曇っている」、「風が強い」は勿論のこと、「雨」は一年中会話に登場する。
それは最近日本でも話題になる「ゲリラ豪雨」ではないが、突然晴天の日でも雨が降る国だからなのである。
しかも雨だけではなく、4月に屋外でプールに入れるような日があったかと思えば、6月に雪が降っても人々はあまり騒がないお国柄なのだ。

だからこそ日本の英語教育の中では、なかなか知り得ないような表現豊かな「天気話し」は面白い。
そしてこの「天気話し」にある程度のノリでついていけないと、あなたは「単なる外国人」となり、
そこそこ会話の相手となると、あなたは「英語が話せる外国人」になる。
さらには、ちょっと高度な表現を使えるようになれば、あなたは立派に「いい英語を話せる外国人」となる。
バス停で、買い物をしていて、学校で、会社で、家庭でも、「天気話し」は会話の潤滑油となる。

これをきっかけに勇気をもって会話した結果、たくさんの知人を得た。
おかげで毎日BBC(英国国営テレビ)の天気予報は熱心に見ることにした。

日本の梅雨時には、英国もよく雨が降る。
それは”raining”だけではなく”drizzling rain”だったり”pouring rain”だったりする。
それでも多くの人たちは、傘もささずに颯爽と歩いているのだった。

By G.B